皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アランド円についてのレポートを紹介します。<br/><br/>陳さんはまず、直近の南アランドについて『南アフリカ経済でポジティブな話題がないものの、米連邦準備制度理事会(FRB)が低金利政策を長期間継続すると言明したことと主要な輸出品である金、白金、パラジウム価格が堅調なことが南アランドをサポートしている』と伝えています。<br/><br/>『電力供給不足や失業問題はネガティブ要因で南アランドの重石になっている』とのことで、南アフリカ7月消費者物価指数について『前年比+3.2%、予想+2.9%、前回+2.2%。前回、予想よりも高い結果となった』と述べています。陳さんは『インフレ率の高まりを受けて、政策金利引き下げの可能性が後退しそうだ』との見解を示しています。<br/><br/>また、南アフリカの政策金利について、『現在、南アフリカの政策金利は3.5%なので、今回のインフレ結果を受け実質金利は、実質金利=政策金利−インフレ率=3.5%−3.2%=0.3%まで低下し、更なる利下げ余地が0.3%しかないため、南ア中銀は利下げが難しくなった』と伝えています。新型コロナウイルスの感染状況については、『アフリカ大陸では、8月に入り新型コロナウイルスの累計感染者数が100万人を超えた。特に、南アフリカでは感染者が60万人を超えている』とのことです。<br/><br/>続けて、『7月23日、南アのラマポーザ大統領は「コロナウイルスの嵐が実際にやって来てしまった」と警戒を呼びかけた』と言及し、『3月下旬から実施したロックダウン(都市封鎖)で感染拡大を抑え、5段階ある警戒レベルを徐々に緩和してきた』と説明しています。しかし、『7月に入り1日あたりの新規感染者数が1万人前後に急増し、累計感染者数は世界で5番目に多い』として、『世界保健機関(WHO)は南アがアフリカの国々の「前兆」になりかねないと警告している』と伝えています。<br/><br/>こうしたことを背景に、今週の南アランド円は『もみ合いとなりそうだ』と考察しており、レンジは『6.20円~6.70円』と予想しています。<br/><br/>今週の注目イベントについては、『31日に7月貿易収支が発表される。発表が延期となっている4-6月期失業率は来週発表予定』としています。<br/><br/>参考にしてみてくださいね。<br/><br/>上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月1日付「【南アランド円、今週の予想(8月31日)】」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。<br/><br/>フィスコリサーチレポーター 花田浩菜<br/><br/><br/>

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