■強含み、米国金利の先高観後退でユーロ買い強まる<br/><br/>今週のユーロ・ドルは強含み。ユーロ圏の7月景況感指数が改善をしたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)の大規模な金融緩和政策が長期的に維持されるとの見方が広がったことから、ユーロ買い・米ドル売りが優勢となり、一時1.19ドル台に上昇した。米国経済の早期回復への期待は後退したこともユーロ買い材料となった。取引レンジ:1.1639ドル-1.1909ドル。<br/><br/>■ユーロ圏経済の回復期待でユーロ選好継続も<br/><br/>来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。欧州連合(EU)復興基金の合意を受けたユーロ買いは継続する可能性がある。ユーロ圏の雇用や個人消費はゆるやかに回復していくことが期待されており、ユーロ買い・米ドル売りが継続する見通し。米連邦準備制度理事会(FRB)による将来的な追加緩和の可能性が残されていることも、ユーロの底堅さに寄与しよう。<br/><br/>予想レンジ:1.1720ドル−1.1920ドル<br/><br/>■強含み、米金融緩和策長期化でユーロ買い強まる<br/><br/>今週のユーロ・円は、強含み。米中対立の継続を警戒して利益確定のユーロ売りが先行したが、米連邦準備制度理事会(FRB)の大規模な金融緩和政策が長期的に維持されると<br/>の見方などからのユーロ買い・米ドル売りが活発となった。この影響でユーロ・円は一時125円台前半まで上昇した。取引レンジ:123円02銭−125円21銭。<br/><br/>■もみ合いか、ユーロ・ドルの値動きに追随する可能性<br/><br/>来週のユーロ・円はもみ合いか。欧州連合(EU)復興基金の合意を受けたユーロ買い・ドル売りが続くとみられ、ユーロ・円の値動きにも影響を与える可能性がある。6月のユーロ圏小売売上高など経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ買い・円売りがやや強まる可能性は残されている。<br/><br/>○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント<br/>・8月4日:6月生産者物価指数(5月:前年比-5.0%)<br/>・8月5日:6月小売売上高(5月:前月比+17.8%)<br/><br/>予想レンジ:124円00銭−125円50銭<br/><br/><br/>

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