6日のニューヨーク外為市場でドル・円は108円85銭から109円25銭まで上昇して109円20銭で引けた。新型ウイルスで米国内でも特に被害が大きいNY州やNJ州で感染規模が安定し始めたとの報告を受けて、経済の再開が遅れるとの懸念が後退。米債利回りの上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。<br/><br/>ユーロ・ドルは、1.0769ドルまで下落後、1.0818ドルまで上昇して1.0792ドルで引けた。ユーロ・円は117円46銭まで下落したのち、117円97銭まで上昇。世界の新型ウイルス感染ペースが鈍化している兆候が好感されリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.2327ドルから1.2215ドルまで急落。療養中の英ジョンソン首相の容体が悪化し、集中治療室(ICU)に移されたとの報道で政局不安が強まり、ポンド売りが加速した。ドル・スイスは0.9797フランまで上昇後、0.9763フランまで下落した。<br/><br/>

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