東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、1月の取引数量は前月比17.8%増の196万6251枚、1日の平均取引数量は8万9378枚と前月比で増加した。月末時点の証拠金預託額は4664億円と前月比で約13億円減少した。取引通貨量では、米ドル、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、豪ドルの順となっている。一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、1月の取引数量は前月比55.1%増の110万8398枚、1日の平均取引数量は5万382枚と前月比で増加した。月末時点の証拠金預託額は786億円と前月比で約10億円増加した。<br/><br/>取引数量トップは米ドル・円の40万8331枚(前月比28.8%増)であった。米国がイラン革命防衛隊司令官を殺害し、中東地域の地政学リスクへの警戒ムードで始まった2020年だが、米国・イランともに事態悪化は望んでいないという見方を示し、ドルは大きく買い戻された。月後半は中国・湖北省武漢市から発生した新型肺炎ウイルスの感染拡大で中国や世界経済への影響が広がり、ドル売り・円買いが広がった。豪ドル・円の取引数量は18万1648枚(前月比66.0%増)であった。森林火災の被害拡大や中国新型肺炎への警戒で豪ドル・円は上げ渋りの展開がつづいていたが、23日に発表された雇用統計は市場予想を上回る結果だった。ただ、反発は限定的で、24日からの中国春節休暇による流動性低下の思惑から利益確定売りが見られ、結局豪ドル・円は大きく下落した。<br/><br/>2月の南アフリカランド・円は弱含みか。新型肺炎ウイルスの感染拡大を背景に、ランドを含め新興国通貨にリスク回避の売り需要が強まっている。中国市場と連動性が高いと言われているランドは売り圧力にさらされるだろう。中国が打ち出す経済対策により反発する場面も考えられるが、事態の終息までにはまだまだ時間がかかるだろう。また、国営電力会社エスコムの計画停電による南アフリカ経済への影響も気がかりだ。ユーロ・円はもみ合いか。米長期金利の低下を意識したユーロ買い・米ドル売りが観測されているが、今後発表される米経済指標が悪化した場合、米長期金利はさらに低下し、ユーロ買い・米ドル売りが強まる可能性がある。米ドル・円相場がやや円高方向に振れても、ユーロの対円レートはもみ合いが続きそうだ。<br/><br/><br/>

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