14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。米中貿易協議の合意署名への期待感で円売り先行の見通し。堅調な米消費者物価指数(CPI)を受けたドル買いも見込まれる。ただ、上昇ペースが速く利益確定売りに押されやすいとみる。<br/><br/>米中貿易協議は第1段階に関し、15日にも首脳どうしが合意の署名を行う公算。外為市場では、安心感からリスク選好的な円売り主導の展開となっている。前日NY市場で、ドル・円は上昇基調に振れやすい展開となった。そうしたなか、米トランプ政権は中国が人民元切り下げを実施しないことや為替に関するデータの公表に同意したとして、為替操作国認定を解除した。本日アジア市場では、両国関係の歩み寄りのほか<br/>中国の輸出入の改善を好感した円売りが主要通貨を押し上げた。ドルは昨年5月以来、8カ月ぶりに心理的節目の110円台を回復している。<br/><br/>この後の海外市場でも、円売り主体の相場展開となりそうだ。ドルはアジア市場で110円台を回復した後も同水準を維持したことから、短期的に110円前半で定着する見通し。今晩発表の米消費者物価指数(CPI)が堅調な内容となれば、拡大基調の持続を好感した買いが入りやすい。また、タカ派寄りの連銀総裁による強気な見解は一段の買いを誘発しよう。半面、ある短期筋は「ドルは前週の107円台からの上昇ペースが速い」とみており、目先は利益確定売りが重石となる可能性を指摘。昨年5月下旬に付けた110円30銭台や110円60銭台が上値メドとなろう。<br/><br/>【今日の欧米市場の予定】<br/>・22:30 米・12月消費者物価指数(前年比予想:+2.3%、11月:+2.1%)<br/>・23:00 ウィリアムズNY連銀総裁が討論会参加(ロンドン、行動科学関連イベント)<br/>・03:00 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁講演(経済と金融政策の見通し)<br/><br/><br/>

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