東京市場は堅調か。米国株は上昇。3月の小売売上高が良好であったことや、新規公開銘柄の好スタート、決算銘柄の上昇など好材料が多く、ダウ平均は110ドル高と3桁の上昇を記録した。ドル円は足元では112円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円高の22250円、ドル建てが155円高の22265円で取引を終えた。

 米国株の上昇を素直に好感した買いが入ると予想する。今晩の米国市場は休場で、これを前に米国株が強い動きを見せたことはかなりポジティブ。きのうの日本株は米株先物の下落に過敏に反応した感もあり、買い戻しが加速すると考える。米国以外にも休場が多く、週末でもあり商いは低調となりそうだが、「閑散に売りなし」で、高く始まった後もしっかりした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは22200円−22400円。