東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。JPモルガン・チェースなど金融株が決算を受けて強い動きを見せたほか、ウォルト・ディズニーの急伸などもあり、ダウ平均は269ドル高と大幅高となった。為替市場でもリスクオンの円安が進み、ドル円は足元で112円00銭近辺と、112円台を回復している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて190円高の22050円、ドル建てが210円高の22070円で取引を終えた。

 CME225先物は22000円台に乗せており、初動から同水準を意識した展開が想定される。日経平均は先週末に年初来高値を更新したが、そこから一段高が見込まれることで、売り方の買い戻しなども期待できる局面。日米閣僚級交渉への警戒はくすぶるが、そういった中でも円安に勢いがついており、リスク選好ムードの強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21900円−22100円。