東京市場は堅調か。欧州株は軟調で米国株はまちまち。景気減速への警戒がくすぶる地合いではあったが、米国では押し目で買いが入り、ダウ平均はプラスで終えた。ドル円は足元で110円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて195円高の20935円、ドル建てが225円高の20965円で取引を終えた。

 ダウ平均が上昇して世界株安に歯止めがかかったこと、ドル円も円高が一服していることなどから、買い戻しが優勢の展開を予想する。きのうの日経平均は3%安と世界の中でも下げが大きかった分、それなりの反発は期待できる。ただ、急落を見た直後のため、一定程度の戻りを達成した後は強弱感が入り交じりやすい。きのうは前半で一気に下げた後は、もみ合いとなったが、きょうは前半に上を試した後、もみ合う展開を予想する。日経平均の予想レンジは21050円−21350円。