東京市場は小動きか。欧州株は上昇し、米国株はまちまち。米国ではトランプ米大統領が貿易不均衡について言及したことが警戒材料となりダウ平均とS&P500は下落したが、ナスダックは上昇した。ドル円は足元で112円90銭近辺と円安基調が続いている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円高の23810円、ドル建てが100円高の23840円で取引を終えた。

 配当落ちの影響があるため下げて始まることにはなりそうだが、足元の地合いは良好で、再投資期待の買いは入りやすい。FOMCを前に為替が円安に振れていることも買い材料となり、配当落ち分を即日埋める展開も十分期待できる。ただ、基本的にはFOMCの結果発表や日米首脳会談を前に様子見姿勢の強い地合いとなるだろう。序盤で売り買いをこなした後は、こう着相場が続くと考える。日経平均の予想レンジは23750円−23950円。