東京市場は堅調か。欧米市場はそろって上昇。米中貿易戦争への警戒が和らぎ買いが優勢となった。ダウ平均は200ドルを超える上昇で、ナスダック総合は史上最高値を更新している。リスク選好ムードが強まる中、ドル円も円安方向に傾き、足元では112円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて115円高の22325円、ドル建てが145円高の22355円で取引を終えた。

 米国株高と円安を受け、一段と水準を切り上げる展開が見込まれる。ナスダックの高値更新は、世界株高が続くとの期待を高めることから、全般的に買い戻しが加速するだろう。ファーストリテイリングがきのう決算を発表しているが、ADRでは大幅高となっており、こちらも指数の押し上げ役となりそうだ。CME225先物からは25日線(22328円、7/12)をブレークする展開にも期待できる。三連休前ではあるが、地合いの一段の改善を受けて売りは手控えられ、終日強い基調が続くと予想する。日経平均の予想レンジは22250円−22450円。