東京市場は軟調か。休場明けの米国株が弱く、ダウ平均は254ドル安と大きく下落しており、これを嫌気して売り優勢の展開が想定される。欧州株はまちまち。ドル円は足元で107円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて75円安の21855円、ドル建てが60円安の21870円で取引を終えた。

 指数の上値は重いと考えるが、日経平均はきのう先んじて下げていることや、円高が一服して円安方向への基調を強めていることなどから、大きく崩れる展開にはならないと予想する。相場の不透明感は強いため、大型株は積極的には買いづらい。一方、きのうはマザーズ指数や日経ジャスダック平均は、日経平均が200円超の下げとなる中でプラスで終えた。中小型株に関しては相対的に買い安心感が強まりそうで、全体としては、売り一巡後は底堅い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21780円−21950円。