東京市場は堅調か。欧米株はそろって上昇。世界株の戻り基調が続いており、ダウ平均は306ドル高と連日の大幅上昇となっている。一方、為替市場ではドル安・円高が続いており、ドル円は足元で106円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円高の21475円、ドル建てが50円高の21500円で取引を終えた。

 米国株高と円高、日本株にとっては強弱材料が同時進行する地合いが続いている。ただ、きのうの日経平均は米国株高に強い反応を見せて大幅高となった。週末でもあり、上値は重いであろうが、米国株が一段高となる中では売りも手控えられると予想する。CME225先物からは、米国株の大幅高の割には弱めのスタートが想定され、場中はプラス圏とマイナス圏を行き来するような場面もあるかもしれないが、押し目では買いが入り、終盤にかけては底堅く推移すると予想する。日経平均の予想レンジは21400円−21700円。