東京市場は大幅安か。米株市場では前日の大幅安を受けてセンチメントが大幅に悪化。ダウ平均は一時1600ドル近い急落となり、引けでも1175ドル安と過去最大の下げ幅を記録した。ドル円はリスク・オフでドルが売られ、足元では109円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて1245円安の21405円、ドル建てが1240円安の21410円で取引を終えた。

 米国株の連日の大幅安、かつ下げ幅の大きさから、総売りの展開が想定される。ダウ平均の下げは1000ドルを超えたが、CME225先物水準からは、日経平均も1000円近い下落からのスタートが示唆されている。米国株の落ち着きを見るまでは押し目買いは入りづらく、短期間の急落で投げ売りなども出てくるであろうから、寄りついた後、さらに下を試す可能性も高い。場中の指数の動きもかなり荒いものとなるだろう。日経平均の予想レンジは21100円−21600円。