東京市場は堅調か。米上院で2月8日までのつなぎ予算の合意が伝わったことを好感して、ダウ平均は142ドル高と大幅上昇。これを受けて日本株も買い優勢の展開が見込まれる。ドル円は足元で110円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて155円高の23945円、ドル建てが180円高の23970円で取引を終えた。

 きのうの日経平均は、米国株高を受けても政府閉鎖への警戒から上値が重かった。きのうの動きが鈍かった分、日本株は大幅高の展開も十分期待できる。きょうは日銀金融政策決定会合の結果が発表される。何らかの政策変更があれば相場のかく乱要因となるが、現状維持であれば、そのことが好感材料となる可能性が高い。前場は24000円近辺で日銀会合の結果発表を待ち、後場に一段高となる展開がメーンシナリオ。政策変更があった場合でも、引け後の黒田総裁会見を見極めたいとの見方から、大きく崩れる展開にはならないと考える。日経平均の予想レンジは23880円−24200円。