東京市場は堅調か。先週末の欧州株はそろって上昇。米国では政府閉鎖の可能性が意識されながらも、業績期待から買いが入り、S&P500とナスダック総合が高値を更新している。ドル円は足元で110円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円高の23835円、ドル建てが60円高の23860円で取引を終えた。

 海外市場の堅調を受けて、日本株もしっかりの展開が想定される。ただし、週末に米政府機関は一部閉鎖となっており、この影響が警戒されるほか、国内ではきょうから日銀金融政策決定会合が開催されることから、様子見姿勢は強まると考える。国内も今週から決算シーズンに入ることや、先週に指数が一時24000台に乗せたことなどから、良好な地合いは続くと期待できるが、商いは閑散となりやすく、上値は限定的と予想する。日経平均の予想レンジは23750円−23880円。