東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は下落。米国では前日の大幅高の反動で利益確定売りが優勢となった。ドル円は米国の暫定予算に関する報道で上下する場面があったが、足元では111円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円高の23825円、ドル建てが80円高の23850円で取引を終えた。

 きのうの日経平均は後場に急失速する荒い動きとなったが、米国株は下げたとはいえ落ち着いている。CME225先物も高寄りを示唆しており、きのう崩れた分を修正する格好でしっかりの展開を予想する。今週は米国が26000ドル、日経平均が24000円の節目に到達し、先高期待は高まった。この先は日米とも業績発表が多く控えており、売り込む材料にも乏しい。とはいえ、不安定な動きも見られた週の週末で動意は限られるだろう。5日線(23790円、18日)を意識しながらの小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは23720円−23880円。