東京市場は軟調か。米国市場はキング牧師誕生記念日で休場の中、欧州株は利益確定売りが優勢となり、小幅に下げて終えた。為替市場では円高基調が続いており、ドル円は足元で110円50銭近辺で推移している。

 外部環境からは買い材料に乏しく、上値の重い展開が想定される。ただ、ドル円も110円割れが意識されるほど円高が進んでいるわけではないことや、日経平均はきのうの後場の段階で動意薄となっていたことなどから、大きく崩れることもないと考える。年初からの上昇が一服となった後は、23500円どころが下値のメドとして意識されており、指数はその手前の23600円近辺での小動きが続くと予想する。全体的には動意薄の中、個別物色が強まりそうだ。日経平均の予想レンジは23600円−23700円。