東京市場は堅調か。アジアや欧州の株高の流れを受け、米国では主要3指数がそろって高値を更新した。米国株の上昇に弾みがついてきたことで、日本株も一段と騰勢を強める展開が想定される。ドル円は足元で112円40銭で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて215円高の22665円、ドル建てが220円高の22670円で取引を終えた。

 CME225先物は22600円台からのスタートを示唆している。きのうの日経平均は22500円が壁となった動きであったため、同水準を大きく上回るスタートとなれば、買いが買いを呼ぶ流れとなりやすい。テクニカル的にも16日の22000円割れが当面の底であったとの見方が強まる。株高と景気回復で活況が見込まれる米国の年末商戦前に米国株が勢いづいており、この先は商戦に関連するポジティブニュースが株高を促す期待が高まる。好循環が想定される中、日本株も良好な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは22600円−22850円。