NY為替市場は、ドルが堅調に推移した。米株が主要3指数共に堅調に推移したことと、米10年債利回りが一時2.37%まで上昇したことを背景に、ドル円は緩やかながら112.72円まで上昇した。また米10月景気先行指数は前月比+1.2%となり、市場予想の+0.6%を上回り、9月の景気先行指数も-0.2%から+0.1%へ上方修正されこともドルの買い支えになった。クロス円も堅調で、ポンド円は149.24円、豪ドル円は85.08円、NZドル円は76.74円まで上値を広げ、ユーロ円は132円前半で底堅かった。
独政局の混迷を背景に東京市場で1.1722ドルまで下落したユーロドルは、ロンドン午前に1.1812ドルまで回復したが、米金利の上昇を受けて1.17ドル前半までドル買いが進んだ。ドル/スイスフラン(CHF)も0.9937CHFまでドル高になった。一方、ポンドドルはユーロ売り・ポンド買いが出ていたこともあり、1.32ドル前半で堅調に推移した。
オセアニア通貨は、豪ドル/ドルは0.75ドル半ば、NZドル/ドルは0.68ドル前半で小動きだった。
6時現在、ドル円は112.62円、ユーロドルは1.1731ドル、ユーロ円は132.12円で推移。

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