東京市場はもみ合いか。米国市場は休場。欧州市場は北朝鮮リスクを警戒して軟調に推移した。ドル円は小動きで足元では109円60銭近辺で推移している。海外市場からは新たな手掛かりは少ないが、欧州株が下げているとはいえ、独DAXや仏CAC40の下落率はともに0.3%程度とリスク・オフというほどではなく、ドル円も比較的落ち着いた推移となっていることから、一段と売り込む材料にも乏しい。引き続き地政学リスクへの警戒から上値は重いであろうが、今晩の米国株の反応を見極めたいとの見方から、下値も限定的と考える。日経平均は心理的節目の19500円近辺での小動きが続くと予想する。予想レンジは19400円−19600円。