NYタイムのドル円は、米7月消費者信頼感指数が121.1となり予想と6月分を上回ったこと、米上院でヘルスケア法案審議の動議が可決したことで、111.96円まで上昇した。NY株式市場が堅調に推移し、NY原油先物が47ドル台で堅調に推移し、米10年債利回りが2.33%まで上昇したこともドル買い要因となった。
ユーロドルは、トランプ米大統領の発言「欧州連合(EU)は保護主義的」を受け、1.1700ドル超えのストップロスをヒットして、2015年8月24日以来の高値となる1.1712ドルまで上昇した。その後、ヘルスケア法案の動議可決を受けたドル高で1.1640ドル付近まで反落。ユーロ円は130.59円まで強含みに推移した。
ポンドドルは、英国10年債利回りの上昇を受けて1.3084ドルまで強含み、ポンド円も145.90円まで堅調に推移した。
ドル/加ドルは、NY原油先物が47ドル台で推移したことで、1.2481加ドルまで加ドル高に推移した後、米10年債利回りの上昇を受けて1.2533加ドルまで加ドル安に。加ドル円は89.53円まで堅調に推移した。
豪ドル/ドルは0.7970ドルと3営業日ぶりの高値、豪ドル円はドル円への連れ高で88.86円まで上昇した。NZドル/ドルは、NZの一部で同国主要産業である畜産業に悪影響を及ぼすマイコプラズマ感染症が発生したこと、マクダーモットRBNZ(NZ準備銀行)総裁補佐がインフレ圧力緩和に言及したことで0.7402ドルまで低下。NZドル円は83円付近でやや伸び悩む展開となった。
6時現在、ドル円は111.89円、ユーロドルは1.1647ドル、ユーロ円は130.31円で推移。

Euro vs US Dollar (FX:EURUSD)
FXチャート
から 3 2024 まで 4 2024 Euro vs US Dollarのチャートをもっと見るにはこちらをクリック
Euro vs US Dollar (FX:EURUSD)
FXチャート
から 4 2023 まで 4 2024 Euro vs US Dollarのチャートをもっと見るにはこちらをクリック