本日のマザーズ市場では、直近の上昇に対する利益確定の動きもあり、マザーズ指数はマイナスに転じる場面が見られた。しかし、英国の爆発事件などを受けて日経平均が上値の重い展開となるなか、短期の値幅取り狙いの買いがマザーズ銘柄に向かった。とはいえ売買はさほど膨らまず、引き続き値動きの軽い小型の材料株が選好された。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で994.53億円。騰落数は、値上がり117銘柄、値下がり112銘柄、変わらず8銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのREMIX<3825>や、ASJ<2351>、夢展望<3185>、Jストリーム<4308>がストップ高まで買われた。REMIXやJストリームはリリースが材料視され、夢展望は決算を受けて連日の大幅高となっている。ASJは本日、制限値幅が拡大されており4割を超える上昇となった。その他、ソレイジア<4597>、ミクシィ<2121>、GNI<2160>、TKP<3479>、ブランジスタ<6176>などが上昇し、中村超硬<6166>や弁護士コム<6027>の上げが目立った。一方、サイバーS<3810>、ビーグリー<3981>、うるる<3979>などが反落し、SOSEI<4565>やアカツキ<3932>も小幅に下げた。また、UMN<4585>、ドリコム<3793>、PSS<7707>などがマザーズ下落率上位となった。<br/>

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