<2432> ディーエヌエー 2547 -147急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、「Overweight」から「Neutral」、目標株価も3000円から2700円に引き下げた。「ファイアーエムブレム」の17年2月から5月20日までの売上高ランキングから、売上高モメンタムは上がっていないと判断したようだ。また、「Pokemon GO」のような新規性の高いゲームを出せる可能性は低く、「任天堂との協業タイトル以外」での大ヒットは難しいと指摘。<br/><br/><9069> センコーHD 677 +28大幅反発。SMBC日興証券は、「Neutral」から「Outperform」、目標株価も750円から830円に引き上げている。18年3月期から新中期経営計画期間に入り、低温物流事業や3PL事業の拡大が加速すると予想。低温物流の需給がひっ迫するなかで、同社の資金力を生かした積極的な成長投資による事業規模拡大に期待したいと指摘。価格交渉にも積極的で、物流費転嫁も相対的に早く進むとみているようだ。<br/><br/><4220> リケンテクノス 565 +12続伸。比較的低温で立体成型できる、表面を紫外線硬化樹脂で覆った樹脂シートを開発したと報じられている。透明度はガラス並みな他、30cm上から200gの鉄球を落下させても、直径3cmの曲面に当てて曲げても割れない強度を有しているもよう。カーナビやスマホ向けでの需要が見込まれる。報道によると、18年の事業化を目指しているとされ期待感が先行する展開となった。<br/><br/><8181> 東天紅 198 +13急騰。東京都は本日、上野動物園のメスのジャイアントパンダ「シンシン」の公開を25日から中止すると発表したようだ。今月16日ごろから、妊娠時の兆候がみられており、出産に備えるもよう。赤ちゃんパンダが誕生すれば、同園では2012年以来となるようで、パンダの赤ちゃん目的の観光客増加による、店舗売上増加への期待感が先行したようだ。<br/><br/><2372> アイロムG 1334 +72急伸。子会社が、多能性幹細胞から褐色脂肪細胞を製造する技術についてオーストラリアにおいて特許査定を受けたと発表。本技術により作製された褐色脂肪細胞は、肥満やメタボリックシンドローム等を対象にした再生医療等製品として直接ヒトに移植することが可能。また、医薬品のスクリーニング、基礎研究等に幅広く応用もでき、今後の事業化による収益期待が先行する格好となった。<br/><br/><2267> ヤクルト 7620 +160続伸。みずほ証券は、「中立」から「買い」、目標株価を6180円から8800円に引きあげた。国内飲料・食品の営業利益率を21年3月期に10.7%(17年3月期6.8%)に引き上げる新中計目標をポジティブに評価。また、17年3月期の「ヤクルト400」類の1日当たりの売上数量は前期比3.5%増で、これをポテンシャルを再確認する実績とみているようだ。さらに女性の労働環境整備も宅配好調の要因と指摘。<br/><br/><5803> フジクラ 948 +70急伸。野村証券では、レーティングを「Neutral」から「Buy」、目標株価も845円から1050円に引き上げている。光ファイバの需要が予想以上に強い可能性が高まってきたと指摘。<br/>特に、5月11日に発表されたチャイナ・モバイルの入札は17年後半の中国光ファイバの一段の需給逼迫に繋がると判断しているようだ。同分野の中国比率が高い同社へのプラス影響は大きいと判断しているもよう。

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