【3日ぶり反発、好業績・好需給銘柄に買い】15日(月)<br/><br/>■概況■1063.90、+3.47<br/>15日(月)のマザーズ市場は、決算を受けて高安まちまちの展開となった。マザーズ指数は主力のSOSEI<4565>が売られたことなどからマイナスとなる場面も見られた。しかし、好業績銘柄のほか、需給面の良好な銘柄やミクシィ<2121>などのゲーム株が買われ、マザーズ指数を下支えした。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で1101.60億円。騰落数は、値上がり104銘柄、値下がり126銘柄、変わらず8銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>ミクシィやアカツキ<3932>、GNI<2160>、FFRI<3692>などが上昇。ミクシィは連日で年初来高値を更新した。決算が好感されたじげん<3679>、JESHD<6544>、エンバイオHD<6092>は14~15%高と急伸し、サイバーS<3810>やグレイス<6541>なども10%超上昇した。また、ケアネット<2150>は連日のストップ高比例配分となった。<br/><br/>一方、決算発表のSOSEIが大幅続落したほか、アセンテック<3565>、ソレイジア<4597>、DDS<3782>、うるる<3979>などが下落。また、エクストリーム<6033>、ビーロット<3452>、バーチャレクス<6193>などがマザーズ下落率上位に顔を出した。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、引き続き好決算銘柄に買い】16日(火)<br/><br/>■概況■1070.61、+6.71<br/>16日(火)のマザーズ市場は、主力株を中心に堅調に推移したほか、決算等が材料視されて株価が急伸する銘柄も多く見られた。また、これまでに決算を受けて大きく下げていた銘柄への反発狙いの買いや、好業績銘柄を再評価する動きなども見られた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1170.97億円。騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり117銘柄、変わらず6銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>やエンバイオHD<6092>が10%を超える上昇となり、PSS<7707>、シンシア<7782>、IIF<6545>はストップ高で本日の取引を終えた。PSSは日立ハイテク<8036>との資本業務提携が材料視され、シンシアやIIFは決算が好感された。ビーグリー<3981>やクロスマーケ<3675>も決算を受けて大きく買われる場面があった。夢展望<3185>は今期黒字化見通しなど好材料が重なり、ストップ高比例配分となった。その他、ミクシィ<2121>、ドリコム<3793>、SOSEI<4565>、うるる<3979>、サイバーダイン<7779>などが上昇した。<br/><br/>一方、マイネット<3928>、TKP<3479>、エルテス<3967>、アライドアーキ<6081>、アスカネット<2438>などが下落。また、業績予想を下方修正したVデザイン<3960>がストップ安比例配分となったほか、フォーライフ<3477>やGNI<2160>がマザーズ下落率上位に顔を出した。<br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【3日ぶり反落、後場に入り売り強まる】17日(水)<br/><br/>■概況■1066.88、-3.73<br/>17日(水)のマザーズ市場では、相場全体の軟調地合いを背景に、後場に入り利益確定売りが強まった。ただ、下値では押し目買いが入ったほか、好業績株などが積極的に買われ、指数の下支えとなった。小型の材料株も大きく値を飛ばした。なお、マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金は概算で1016.45億円。騰落数は、値上がり100銘柄、値下がり132銘柄、変わらず5銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>や、SOSEI<4565>、アセンテック<3565>、GNI<2160>などが軟調で、ミクシィ<2121>、PSS<7707>、アカツキ<3932>は小幅に下げた。また、業績下方修正を受けて前日ストップ安比例配分となっていたVデザイン<3960>が本日もマザーズ下落率トップとなり、シンシア<7782>やIスペース<2122>が上位に顔を出した。一方、ドリコム<3793>、グレイス<6541>、ITBOOK<3742>、ビーグリー<3981>、うるる<3979>などが上昇。ソケッツ<3634>やTKP<3479>はリリースを受けて10%超上昇した。また、新技術の論文が材料視されたASJ<2351>、新サービスを発表したエディア<3935>は後場ストップ高まで買われた。夢展望<3185>は連日のストップ高比例配分となった。<br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【続落、リスク回避の売り先行も下げ渋る】18日(木)<br/><br/>■概況■1057.18、-9.70<br/>18日(木)のマザーズ市場では、米政権運営の先行き不透明感が強まり、市場全体にリスク回避ムードが広がったことを受けて売りが先行した。ただ、大きく売り込む動きはさほど見られず、後場には押し目買いが入りプラスへと切り返す銘柄も散見された。材料株の一角には引き続き積極的な買いが向かった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で858.23億円。騰落数は、値上がり54銘柄、値下がり176銘柄、変わらず7銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>SOSEI<4565>、ドリコム<3793>、うるる<3979>、アセンテック<3565>などが下落し、ビーグリー<3981>も小幅安となった。また、前日急伸していたソケッツ<3634>のほか、オウチーノ<6084>やピクスタ<3416>が5%超安となりマザーズ下落率上位に並んだ。<br/><br/>一方、マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>や、アカツキ<3932>、サイバーS<3810>、PSS<7707>、グレイス<6541>などが上昇し、ミクシィ<2121>やTKP<3479>も小幅ながらプラスを確保した。前日ストップ高となったASJ<2351>やエディア<3935>は本日も買い気配が続き、夢展望<3185>については3日連続でのストップ高比例配分となった。システム開発の受託を発表したバーチャレクス<6193>も一時ストップ高まで買われた。<br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【反発、夢展望は全市場上昇率トップに】19日(金)<br/><br/>■概況■1057.45、+0.27<br/>19日(金)のマザーズ市場では、トランプ政権の先行き不透明感が強まったことで前日に1%近く下落していたことから、自律反発の流れで買いが先行。しかし、引き続きトランプ政権の先行きに対する警戒感が継続していたことや週末要因などを背景に、買い一巡後は引けにかけて利益確定の動きが強まった。なお、マザーズ指数は小幅に反発、売買代金は概算で1127.22億円。騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり96銘柄、変わらず8銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>のほか、エディア<3935>、PSS<7707>、うるる<3979>などが上昇し、英子会社がTevaから500万ドルのマイルストンを受領することを発表したSOSEI<4565>も3日ぶりの反発となった。16日に発表した18年3月期の黒字転換見通しや積極的な株主還元姿勢が引き続き好感されている夢展望<3185>のほか、レノバ<9519>、FFRI<3692>、メドレックス<4586>、HMT<6090>、オロ<3983>などが上昇し、TKP<3479>も小幅ながらプラスを確保した。一方、GNI<2160>やじげん<3679>、サイバーS<3810>、シンシア<7782>が3%超の下落となりマザーズ下落率上位に並んだ。力の源HD<3561>やビーグリー<3981>など直近IPO銘柄も下落した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/>

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