以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Hama氏(ブログ「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。<br/><br/>----<br/><br/>※2017年5月16日18時 に執筆<br/><br/>「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」のHamaでございます。<br/><br/><br/>これまでの数回の配信では、株式市場は「森を見て、木を見る」とお伝えし、その中でも「森を見る」話をして参りましたが、直近は企業決算がほぼ出尽くしたタイミングとなり、個別銘柄の選定が進む時期となりますので、今回は「森を見る」件については一旦お休みして、「木を見る」ことに焦点を当てたタイムリーな配信をお届けできればと思います。<br/><br/><br/>株式投資において、銘柄を選定するのは非常に骨の折れる作業となります。<br/><br/>これについては万人共通であり、数ある銘柄の中から、上昇が期待できる有望銘柄を見つけることは簡単ではありません。<br/><br/><br/>ファンダメンタルズ良好、好決算だからと言って必ずしも上昇するとは限らず、出尽くしで売られる場合もあります。<br/><br/><br/>また、テクニカル的には買いのタイミングでも、実際に買って見たら、底割れ、下落の一途なんてこともあるでしょうし、いわゆる「だまし」に合うことはしょっちゅうです。<br/><br/><br/>苦労して探し当てた狙いの銘柄にもかかわらず、自分が買った銘柄は上がらずに、買わなかった銘柄が上昇する。<br/><br/><br/>見切りをつけてロスカットしたとたんに上昇し、飛び乗った銘柄は下落に転じる。<br/><br/><br/>読者の皆さんもそんな経験があることと思います。<br/><br/><br/>そんな個別銘柄選びに苦労されている方も多いと思いますが、「森(市場全体)を見た」うえで、「木(個別銘柄)を見る」。<br/><br/><br/>本日は、話題の銘柄選定ツール「Stocks」に関してお話しします。<br/><br/><br/>「Stocks?」「そんな名前のツールは聞いたことがない」という方。<br/><br/><br/>当然です。<br/><br/><br/>「Stocks」は、私が開発した銘柄選定ツールですので、私のブログ読者の方しか知るはずもありません。<br/><br/><br/>中・長期で上昇する可能性の高い「有望銘柄」を日々抽出して「Stock」していくと同時に、Stockされた銘柄群の日々の動きを様々な角度から検証し、「買い場」が到来している銘柄があれば教えてくれる様な機能を搭載しています。<br/><br/><br/>開発などというと大げさですが、証券会社の提供するスクリーニング機能では実現できない私の投資家としての経験や、よりアナログ的な発想を、微妙なさじ加減でプログラムに組み込んだ銘柄抽出ツールです。<br/><br/><br/>私たち株式投資に携わる人間は、企業の「ファンダメンタルズ」を見て、「テクニカル」を見て、「需給」を見ていざ買い出動するわけですが、私の制作した銘柄抽出ツール「Stocks」は、「ファンダメンタルズ」、「テクニカル」、「需給」などに加え、人間が持つ「欲望」ともいうべき「アナログ的要素」を銘柄抽出ロジックに取り入れており、より高い確率で上昇が期待できる銘柄を抽出する様プログラムされています。<br/><br/><br/>私自身、聞いたことの無い様な銘柄でもバンバン抽出してきて、ツールのデータベースに日々銘柄が「Stock」されていきます。<br/><br/><br/>そして、日々Stockされている有望銘柄の買い場を特定するため、これまた私が投資家としての経験や検証結果を踏まえて、微妙に設定する独自のスクリーニング・ロジックで、買い場を特定し、「買い検討銘柄」への絞り込み作業が行われます<br/><br/><br/>もともと、「ダメならゴミ箱行き」と踏んで制作にとりかかったツールで、まだ開発中ではありますが、ブログでは銘柄を先出しして(後出しジャンケンは致しません)読者の皆さんにお伝えし、後日検証をおこなっています。<br/><br/>これまでの検証結果について、いくつか紹介しておきます。<br/><br/><br/>まず、私が4月10日にブログで紹介した銘柄は、「Stocks」が選定してきた数多くの銘柄の中から以下のものでした。<br/><br/><br/><3656>KLab<br/><6952>カシオ計算機<br/><6899>ASTI<br/><7717>ブイ・テクノロジー<br/><5358>イソライト工業<br/><8877>日本エスリード<br/><3653>モルフォ<br/><br/>昨日はKLabの株価が吹っ飛んでいましたが、これらの銘柄について、紹介時点(4/10)の株価より下がったところは買い場であるとお伝えしましたが、それ以降のチャートを見ていただくか、5月15日の私のブログを見ていただければと思います。<br/>上記銘柄の多くが紹介時以降、ココ1か月間でそれなりの高値を付けていることが分かります。<br/><br/><br/>中でも、Klabなどは+75%、ASTIも+45%を実現しています。<br/><br/><br/>さらに、<3667>enish、<5817>JMACSなども、4月16日に暴騰前の初動を捉えてブログで紹介させていただきましたが、<3667>enishはその後+140%の上昇、同日に紹介した<5817>JMACSは+250%の上昇を見せました。<br/><br/>また、直近10日ほどの間でブログ読者と検証した銘柄では、<br/><br/><6089>ウィルグループ<br/>+22.93%<br/><br/><6668>アドテックプラズマテクノロジー<br/>+18.85%<br/><br/><6264>マルマエ<br/>+16.13%<br/><br/><7453>良品計画<br/>+14.67%<br/><br/><3385>薬王堂<br/>+12.15%<br/><br/>など、検証銘柄の半分近くが大きく上昇しています。<br/><br/>暴騰銘柄を当てようなどと言うつもりは毛頭ありませんが、現在開発中の銘柄抽出ツール「Stocks」は、それなりのパフォーマンスを実現してくれそうです。<br/><br/>さて、「Stocks」の話はこのぐらいにして「木(個別銘柄)を見る」話に戻りましょうか。個別銘柄はETFなどと違って、東芝<6502>やJAL<9201>や東電<9501>のように、必ず一定ののリスクを負わなければなりません。<br/><br/><br/>最後に、私の経験から、個別銘柄を売買する際に必ず守るべき基本的ルールをお伝えしておきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。<br/><br/><br/>1.必ず日々の相場全体を把握し、CP(キャッシュポジション)を考えること。<br/><br/>2.一つの銘柄に資金を盛らないこと(分散投資を行うこと)。<br/><br/>3.ロスカットを必ず設定すること。(「Stocks」抽出銘柄は-8%~-15%程度が妥当値)<br/><br/><br/>「森」を見るには「基礎投資学習ツール」、個別銘柄の選定には「Stocks」。車の両輪のように、2つのツールを利用して「森を見て、木を見る」を実現していただけるよう、今後も個人投資家の皆様にとって役立つコンテンツを提供できるよう精進して参ります。<br/><br/>それではまたお会いしましょう。<br/><br/>----<br/><br/>執筆者名:Hama<br/>ブログ名:実践で学ぶ、負けない現代株式投資<br/><br/>

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