本日のマザーズ市場は、指数寄与度が大きいSOSEI<4565>が戻り高値更新後に利食いの流れが強まったことが重しとなり下落に転じたことで、これに引きずられる格好となった。また、東証1部のトヨタ自<7203>やソフトバンクG<9984>などの注目株の決算を受けた動向に関心が集まっていた他、大きく値が動く銘柄も目立ち、物色が大型株に向かった影響もあろう。なお、マザーズ指数は6日ぶりに反落、売買代金は概算で1006.30億円。騰落数は、値上がり86銘柄、値下がり141銘柄、変わらず11銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が売り先行後、プラスに転じる動きを見せた他、売買代金トップのソレイジア<4597>も切り返した。ドリコム<3793>は、18年3月までに新規IPゲームアプリ6~7本のリリースを目指すとの方針や、期待を集めている<br/>「みんゴル」のリリースへの思惑から物色を集めた。その他、アセンテック<3565>やフィット<1436>、直近IPO銘柄のロコンド<3558>やうるる<3979>なども堅調。<br/> 一方、HMT<6090>は18年3月期の営業赤字拡大の見通しが嫌気され11%安と急落した。第1四半期の進捗率が低調なWASHハウス<6537>、同じく大幅営業減益となったエナリス<6079><br/>なども売られた。その他、MSーJapan<6539>、ホープ<6195>、メディアフラッグ<6067>などが下落した。<br/>

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