本日のマザーズ市場では、日経平均の反落に連れて利益確定売りに押される銘柄が見られ、マザーズ指数はマイナスに転じる場面もあった。しかし、テーマ株や出遅れ銘柄の一角に循環物色の流れが向かい、日経平均と比べしっかりした値動きだった。なお、マザーズ指数は小幅に4日続伸、売買代金は概算で1453.36億円。騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり93銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/> 個別では、主力のSOSEI<4565>が4%高となり指数をけん引したほか、ファイズ<9325>、ビーグリー<3981>、エルテス<3967>、TKP<3479>などが上昇。仮想通貨関連のREMIX<3825>は商いを伴って急伸し、マザーズ上昇率トップとなった。ビットコインの高値更新が材料視されたようだ。また、チェンジ<3962>は新製品の開発に関するリリースを受けて後場急伸した。一方、マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>は買いが一巡すると急速に値を崩した。GNI<2160>、ミクシィ<2121>、ドリコム<3793>も軟調で、アカツキ<3932>は小幅に下げた。また、サイバーS<3810>、ASJ<2351>やソレイジアがマザーズ下落率上位となった。<br/>

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