10時02分時点の日経平均は前日比39.66円高の18471.86円で推移している。ここまでの高値は9時24分の18497.48円、安値は9時02分の18435.06円。寄付から買い先行でスタートしたものの、原油安や仏大統領選を控え上値の重さは意識されている。19日の米国市場のハイテク株上昇を受け、本日の日本株もSUMCO<3436>やファナック<6954>などの半導体セクターが堅調に推移している。<br/><br/>為替市場では、ドル円は108円90銭台での動きに。地政学的リスクは除去されていないことや、NYダウの続落を意識して、ドルはやや上げ渋る状態が続くとみられる。<br/><br/>売買代金上位では、米大手銀の好調な決算が相次いでいることなどを受け、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などのメガバンク、東芝メディカル買収効果による業績回復が確認されているキャノン<7751>の他、東芝<6502>、任天堂<7974>、シャープ<6753>、リクルート<6098>、ファナック<6954>、アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>、SUMCO<3436>などが堅調に。一方で、ファーストリテ<9983>、GNI<2160>、コマツ<6301>などはさえない。<br/><br/>(株式アナリスト 雲宮祥士)<br/><br/><br/>

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