本日のマザーズ市場は、週末の北朝鮮・故金日成主席生誕105周年記念日などを通過し、個人投資家の資金が中小型株に向かった流れから堅調な展開となった。日経平均が薄商いとはいえ小幅反発したことも支援材料となった。12-2月期決算などが物色の手掛かりとなったほか、下げ過ぎ感の意識された銘柄にも買いが入った。なお、マザーズ指数は大幅反発、売買代金は概算で1065.39億円。騰落数は、値上がり200銘柄、値下がり31銘柄、変わらず5銘柄となった。マザーズ指数は前週末14日の下落分を埋める形となった。<br/> 個別では、サイバーS<3810>、メタップス<6172>、SOSEI<4565>、ファイズ<9325>、ミクシィ<2121>など売買代金上位は全般上昇。売買代金トップのソレイジア<4597>やTKP<3479>、力の源HD<3561>、うるる<3979>といった直近IPO銘柄は10%を超える大幅高となった。また、通期決算を発表したベイカレント<6532>や、主力ゲームの米国での好調が材料視されたアカツキ<3932>はストップ高まで買われた。一方、売買代金上位ではGunosy<6047>やGNI<2160>が逆行安。Gunosyは大幅増益決算ながら目先の材料出尽くし感から大きく売られ、マザーズ下落率トップとなった。上場後初の決算発表を行ったU&C<3557>も下げが目立った。<br/>

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