本日のマザーズ市場では、地政学リスクの高まりから相場全体にリスク回避ムードが広がったことを受けて、幅広い銘柄が大きく売られた。特にこのところ値動きのあった人気銘柄や直近IPO銘柄の下げが目立った。一部の材料株や防衛関連銘柄が買われたものの、物色は広がりを欠いた。なお、マザーズ指数は大幅続落、終値としては2月7日以来、約2ヶ月ぶりに節目の1000ptを割り込んだ。売買代金は概算で1102.06億円。騰落数は、値上がり12銘柄、値下がり223銘柄、変わらず1銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>や、SOSEI<4565>、DDS<<br/>3782>、アスカネット<2438>、アカツキ<3932>など全般軟調で、GNI<2160>やミクシィ<2121>は小幅に下げた。従前に物流関連として人気化したファイズ<9325>のほか、TKP<3479>、WASHハウス<6537>、メドレック<4586>、ユーザーローカル<3984>など下落率が10%を超えた銘柄も多数あった。一方、業績上方修正が好感されているサイバーS<3810><br/>や、著名投資家の大量保有報告書提出が材料視されているTrends<6069>は連日の大幅高。ALBERT<3906>は新サービスを発表して急伸した。また、JMC<5704>は防衛関連との見方からストップ高まで買われた。<br/>

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