こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。<br/><br/>4月中旬に入り、3月期決算企業の本決算発表の季節となりますね。4/11付の「DailyOutlook」に「4~5月にかけてガイダンス・リスクのない12月期決算銘柄に注目」という記事が掲載されており、この状況下での銘柄選びに役立ちそうですので、ご紹介します。<br/><br/>同レポートでは国内企業の業績について、『16年秋以降の円安進行などを背景に回復基調を強めており、18/3期経常利益は前期比2桁増益に転じ、2期ぶりにリーマン・ショック後の最高益を更新する見込み』としながらも、一方でトランプ政権の政策実現性や地政学リスクなど外部環境の不透明感から『企業は次期(18/3期)期初会社計画を例年以上に保守的に見積もる公算が高まっており、いわゆる、ガイダンス・リスクが3月期決算企業の株価の上値を抑える一因となっている』と伝えています。<br/><br/>レポートでは、このようにガイダンス・リスクが強く意識される年は『12月期決算企業に着目した投資戦略が有効』とし、理由として『12月期決算企業は1~2月近辺で期初会社計画を発表済みであり、ガイダンス・リスクがない。そのため、企業業績の見通しに対する不透明感が弱く、株価は4月から6月にかけて、TOPIXを明確に上回る傾向がある。3月期決算企業と比しても、とりわけ5月中旬の本決算発表が一巡するまで(ガイダンス・リスクが解消するまで)の期間においては、良好な株価パフォーマンスが得られる傾向が強い』と説明しています。特に、12月期決算企業の中でも強気の期初計画を打ち出した銘柄に投資妙味があると分析しています。<br/><br/>これを受けて、強気の期初計画を打ち出した12月期決算銘柄として東亞合成<4045>やアース製薬<4985>、昭和シェル石油<5002>など全10銘柄を紹介していますので、詳しくは4/11付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。<br/><br/>また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。<br/>花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。<br/><br/>フィスコリサーチレポーター花田浩菜<br/><br/><br/>

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