本日のマザーズ市場では、マザーズ指数が大きく値を崩した。円高とともに日経平均が弱含みとなるなど、市場全体にリスク回避ムードが広がったことから、マザーズ市場でもこのところ値動きの目立っていた銘柄を中心に手仕舞い売りがかさんだ。一部では仕掛け的な売りも見られた。なお、マザーズ指数は大幅続落、下落率は一時4%を超えた。売買代金は概算で1585.53億円。騰落数は、値上がり14銘柄、値下がり222銘柄、変わらず1銘柄となった。<br/> 個別では、ティーケーピー<3479>、ビーグリー<3981>、ユーザーローカル<3984>といった直近IPO銘柄や、GNI<2160>、DDS<3782>などが下落。リリースを受けて買いが先行したSOSEI<4565>も小幅安で取引を終えた。また、パス<3840>、ビーロット<3452>、イード<6038>などが10%を超える下げとなった。一方、EC物流関連の直近IPO銘柄として注目されるファイズ<9325>はストップ高。IIF<6545>やソレイジア<4597>といった一部の直近IPO銘柄も買いを集めた。夢展望<3185>は3日連続のストップ高比例配分。その他、新作ゲームを発表したアカツキ<3932>が上昇し、ミクシィ<2121>は小幅高となった。<br/>

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