11時00分現在の日経平均株価は18975.53円(前週末比66.27円高)で推移している。前週末31日の米国市場では、四半期末でのポジション調整の動きや利益確定の売りが上値を抑え、NYダウは65ドル安となった。円相場も米利上げペース加速観測の後退に伴い1ドル=111円台前半まで上昇しているが、日経平均は前週末の引けにかけて値を崩しており、本日は自律反発の動きから78円高でスタートした。ただ、寄り付き後は19000円を前に伸び悩み、18900円台でのもみ合いが続いている。<br/><br/>個別では、任天堂<7974>、NTT<9432>、オリックス<8591>、ファーストリテ<9983>などが堅調でトヨタ自<7203>も小じっかり。東エレク<8035>やOLC<4661>が2%超、JR九州<9142>が3%超の上昇。また、電子材料<6855>、北の達人<2930>、メディアスHD<3154>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、第3四半期決算発表が再延期される可能性が出てきたと報じられた東芝<6502>が4%超下落し、ソニー<6758>は2%超安で推移している。三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、KDDI<9433>もさえない。また、ブロドリーフ<3673>、沢藤電<6901>、あすか薬<4514>などが東証1部下落率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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