<4812> ISID 1906 +143大幅反発。16年12月期の連結業績予想の修正が材料視されている。金融機関向けやグループ向けが計画を下回り、売上高を820.13億円から797.83億円と若干引き下げた。一方、営業利益を57.00億円から64.88億円に引き上げたことが好感された。自社開発のソフトウェア製品の計画比増収や、不採算案件の抑制などが寄与。また、期末配当を8円増の29円(従来予想は21円)に増額したことも支援材料に。<br/><br/><2767> フィールズ 1238 -107大幅続落。17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高は1150億円から730億円、営業利益は20億円から、65億円の営業損失となったことが嫌気された。下半期の新基準に対応した遊技機需要が、想定よりも厳しく推移したことが主因。また、ミズホ社の遊技機について、下半期から4機種を販売する計画となっていたが、現時点で販売時期の合意形成に至っておらず、当期内の販売が困難となったことなども影響。<br/><br/><7717> Vテク 15560 +2200大幅続伸で一時15180円まで上げ幅を広げる。本日一部メディアが、同社が独自開発した有機EL(OLED)ディスプレーの装置や部材をめぐり、3月までの契約締結を目指し中国メーカーと交渉中と報じたことが材料視されている。同報道によると、製造プロセスの一括請負に成功すれば、500億円規模の売り上げも見込まれるもよう。契約締結による業績期待が急速に高まる格好に。<br/><br/><3280> エストラスト 753 +78急伸。西部ガス<9536>が同社を買収する方針を固めたとする、21日付けの一部メディア報道が材料視されている。「本件に関して検討を進めていることは事実だが、買収の決定などはしていない」と両社が発表しているものの、買収によるシナジー効果などの期待感が先行する格好に。なお、買収金額は数十億円とみられている。<br/><br/><6502> 東芝 268.9 +22.2急伸。メモリー半導体事業の分社化で、米シルバーレイク・パートナーズなど外資系ファンド4社が新会社への出資候補として名乗りをあげたと報じられ材料視されている。<br/>その他、キヤノン<7751>なども支援を検討しているもよう。また、日本政策投資銀行、みずほ銀行、三井住友銀行は、各行で立ち上げた投資ファンドを活用して、東芝の財務改善を支える検討に入ったと報じられたことで安心感が広がる格好にも。<br/><br/><5423> 東製鉄 1010 +61大幅反発。17年3月期の第3四半期決算と通期予想の上方修正を発表している。営業利益は前年同期比39.0%減の84.2億円で着地した。原料鉄スクラップ単価の値上がりが、製品出荷単価の上昇を上回ったものの、生産数量の増加によるコストダウンと出荷数量の増加による増益が寄与し、3Qの業績は想定を上回る進捗に。なお、同社は通期の純利益予想を90.00億円から95.00億円に引き上げている。<br/><br/><6973> 協栄産 171 +11急反発。前場に一時207円まで上げ幅を広げる場面も。サンリオ子会社と協業し、案内業務を行うヒト型ロボットを開発、同ロボットを成田空港に設置すると報じれらている。人間に代わってトイレや出国ゲートなどの場所を案内することが可能で、2月中旬以降に実証実験を行うもよう。日本語と英語に対応する他、音声認識機能も備えており、会話も可能なようだ。<br/><br/><6753> シャープ 305 +8続伸。鴻海精密工業の郭氏が、米国に液晶パネル工場を新設する検討に入ったと発表したことが材料視されている。投資額は8000億円規模で、米アップルも投資する見込みと。現地生産により、輸送コストなどが大きく抑えられる。また、同氏は「米国に期待するのは、安い土地と電力だ。これらの条件を整えてくれるよう期待する」と述べており、国内雇用の創出を狙うトランプ新政権からの支援に対する思惑も高まる格好に。<br/><br/>

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