本日のマザーズ市場では、日経平均が連日で年初来高値を更新するなか、出遅れ感のある銘柄に資金流入が続いた。ここまで上値の重い展開が続いていたサイバーダイン<7779>など主力株の一角は、売り方の買い戻しも巻き込んで上げ幅を広げた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で958.91億円。騰落数は、値上がり141銘柄、値下がり72銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/> 個別では、サイバーダインが大幅続伸し、一時10%近い上昇となった。マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>や、グリーンペプ<4594>、ミクシィ<2121>、エルテス<3967>も上昇。本日より信用規制が解除されたストライク<6196>は一時ストップ高水準まで買われ上場来高値を更新。一部証券会社の新規高レーティング付与が観測されたアカツキ<3932>はストップ高で取引を終えた。また、任天堂<7974>の「スーパーマリオ ラン」配信開始を控えて関心の高まったAppBank<6177>や、原油高で思惑の広がったリファインバス<6531>も10%超の大幅高となった。一方、メタップス<6172>、イグニス<3689>、モブキャス<3664>などが軟調で、ヘリオス<4593>やDDS<3782>は利益確定売りが強まり下げが目立った。また、業績予想を下方修正したベイカレント<6532>はストップ安比例配分となった。<br/>

<HK>