皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。<br/><br/>陳さんはまず、メキシコペソ円について、『今週のメキシコペソ円は、押し目買いに堅調に推移しそうだ』と述べています。<br/><br/>メキシコ銀行(中央銀行)は6月24日の金融政策決定会合で、政策金利を4.00%から4.25%に引き上げました。利上げは2018年12月以来、2年半ぶり。新型コロナウイルスの感染拡大で経済の回復は思わしくないが、インフレの加速に対応しました。<br/><br/>5月消費者物価指数(CPI)について、『前年同月比5.89%の上昇で、メキシコ中銀の目標上限(4.0%)を3カ月連続で上回った。24日発表の6月前半CPIは前年同月比6.0%の上昇と、一段と加速したため、インフレへの警戒が強まった。8日発表の6月CPI予想は前年比予想5.85%で、前回5.89%より若干低下する見込み』と伝えています。<br/><br/>また、『6月の会合で予想外の利上げを行なった背景には、干ばつの影響で農産物価格に上昇圧力がかかる可能性があるという。メキシコはここ数十年で最悪の干ばつに見舞われている。気候変動を受けてインフレ率が再び上昇する可能性もあれば、急に低下する可能性もあり、中銀見通しも難しい選択を迫られそうだ』と言及し、『ただ、新型コロナの感染拡大でメキシコ経済は回復が遅いため、利上げサイクルに入ったと見るのは早計だろう』と分析しています。<br/><br/>続けて、『メキシコは現在、国内で必要な石油製品の6割程度を輸入に頼っているが、ロペスオブラドール大統領は「23年にガソリンとディーゼルを自給する」との方針を示している。メキシコ国営石油ペメックスは、外国製油所の買収に乗り出した。メキシコ政府が目指すガソリン100%自給の目標に沿った動き。ペメックスのオクタビオ・ロメロ最高経営責任者(CEO)はいずれ「国内の石油製品の総需要に相当する日量136万2000バレルの生産を当社でまかないたい」との考えを示した』と伝えています。<br/><br/>陳さんは、『メキシコペソ円日足は、一目均衡表の「三役好転」状態が続いており、押し目買いが継続しよう』と考察しています。<br/>こうしたことから、メキシコペソ円の今週のレンジについて、『5.45円~5.75円』と予想しています。<br/><br/>参考にしてみてくださいね。<br/><br/>上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月6日付「メキシコペソ円今週の予想(7月5日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。<br/><br/>フィスコリサーチレポーター 花田浩菜<br/><br/><br/>

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