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東京証券取引所

東証(東京証券取引所)とは

東京証券取引所(東証)は、日本の東京都中央区日本橋兜町に位置する国内最大の規模を誇る証券取引所である。正式名称は株式会社東京証券取引所。英名はTokyo Stock Exchange (TSE)。

ニューヨーク証券取引所ロンドン証券取引所と並ぶ規模で世界三大証券所の一つとされており、株式市場の中枢の一端を担った証券取引所である。

この取引所の主な機能としては、売買場所の提供、および売買管理、有価証券の管理、上場企業の証券管理があげられる。取引、売買の対象としては、株式数、株主数や純資産などの一定の基準を超えた株式会社等となっている。

立会時間(取引が行われる時間)は平日の午前9時~午前11時30分(前場)と1時間の休憩をはさんで午後0時30分~午後3時(後場)となっている。土・日・祝日、年末年始に株取引は行われない。実際に取引が出来る時間帯は上記に限られるが、株を売買する注文はネット証券で24時間365日行うことができ、取引時間に売買がされる。

>> 東京証券取引所特設ページはこちら

 

市場

東証には市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ及びTOKYO PRO Marketという5つの市場があり、2015年8月4日時点での上場企業数の合計は3,486社となっている。

市場第一部および第二部は国内外を代表する大企業・中堅企業が上場している中心的な市場で、2つ合わせて本則市場と呼ばれる。JASDAQは成長・ベンチャー企業が上場する株式市場で、元は株式会社ジャスダック証券取引所が運営していた取引所市場だったが、後に大阪証券取引所に吸収合併され、現在は東証の市場の一部として開設されている。

市場で取引される商品は内国株と外国株の他にREIT(不動産投資信託)や先物・オプション等がある。

市場企業数概要
第一部 1,895 最も上場規定の厳しい市場で、日本の大企業の多くが上場している。
第二部 548 東証一部とは上場基準が違い、多くの企業は東証二部から一部上場を目指す。
マザーズ 211 今後成長が見込まれるベンチャー企業向けの株式市場。一部や二部の上場基準よりは緩やかで、成長性があれば上場できるという特徴がある。
JASDAQスタンダード 777 一定の過去実績と企業の存続性が必要とされる市場。
グロース 44 過去の実績を考慮しない一方、成長可能性を求められる市場。
TOKYO PRO Market 11 特定投資家(プロ投資家)向け市場として2012年7月より開設した国際ベンチャー市場。日本国内のみならず海外の企業も上場しやすくなっている。

(2015/8/4現在) 

(東証より引用)

 

東証と大証の合併

2013年1月に東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合したことにより日本取引所グループが誕生した。

2013年7月16日に大証の本則市場(市場第一部・第二)を東証の本則市場に統合し、大証JASDAQは新たに大証JASDAQとして東証で運営される。

(東証より引用)

 

東証33業種

東京証券取引所では、各企業の銘柄を33業種に分類している。株式市場に上場した会社には、証券コード (銘柄コード) という4桁の番号が付けられ、証券コードによってどのような業種の会社なのかが大体分かる (全企業に当てはまる法則ではない) 。

東証33業種大分類証券コードの目安
1 水産・農林業 水産・農林業 1300〜
2 鉱業 鉱業 1500〜
3 建設業 建設業 1700〜
4 食料品 製造業 2000〜
5 繊維製品 3000〜
6 パルプ・紙
7 化学 4000〜
8 医薬品 5000〜
9 石油・石炭製品
10 ゴム製品
11 ガラス・土石製品
12 鉄鋼
13 非鉄金属
14 金属製品
15 機械 6000〜
16 電気機器
17 輸送用機器 7000〜
18 精密機器
19 その他製品
26 卸売業 商業 8000〜
27 小売業
28 銀行業 金融保険業 8300〜
29 証券・商品先物取引業
30 保険業
31 その他金融業
32 不動産業 不動産業 8800〜
21 陸運業 運輸・情報通信業 9000〜
22 海運業
23 空運業
24 倉庫・運輸関連
25 情報・通信業
20 電気・ガス業 電気・ガス業 9500〜
33 サービス業 サービス業 9600〜

 

関連用語

  • 売買代金

    売買代金は、証券取引所で売買が成立した金額のこと。売買代金は株価×出来高で出される。

  • 出来高

    出来高とは、証券取引所で売買が成立した株数のこと。出来高が高い銘柄は多くの投資家に注目されているということになる。

  • TOPIX vs 日経平均株価

    日経平均株価(日経225)は日経新聞社が、TOPIX(東証株式指数)は東京証券取引所がそれぞれ発表している。日経平均の対象銘柄は東証一部上場会社の中から選ばれた日本の大企業「225」銘柄で、TOPIXは東証一部の「全銘柄」。また、日経平均は「株価」によって算定され、TOPIXは株価と出来高を掛け合わせた「時価総額」によって算定される。日経平均株価は「円」、TOPIXは「指数」として表示される。 日経平均は東証一部の225銘柄のみ(2割弱)が対象であることから、値動きの大きい銘柄に株価が大きく左右されることがある。一方で、TOPIXは東証一部全銘柄が対象であるため、人気の銘柄が多少変動しても指数に大きな変化は表れない。

  • ETF (上場投資信託)

    ETFは投資信託と同様、ファンドマネージャー (投資のプロ) が個人投資家に代わって資金運用をする金融商品。投資信託と異なるのは投資信託自体が上場しているため、一般の株の売買と同様に取引をすることができる。 ETFは、日経平均株価TOPIXの動きに合わせて動くため、銘柄を選ぶ必要がない。また、投資信託は終値でしか取引が出来ない一方、ETFは一般の上場株と同様に売買のタイミングを選択できるメリットがある。

  • 人気銘柄

    ランキングを参照)

  • 取引参加者とは

    取引参加者とは、金融商品取引所で有価証券の売買等を直接行うことができる、証券会社(金融商品取引業者)や登録金融機関などのこと。

  • 単元株数とは

    単元株数とは、株を購入する際に必要な最低株式数のこと。一定の株数が一単元とされ、売買は単元株数×購入数となる。また、単元は企業が自由に決めることが出来る。

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