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2018年9月13日の日経概況

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2018年9月13日の東京株式市場は反発しました。

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終値は前営業日比216円71銭(0.96%)高の2万2821円32銭でした。

貿易摩擦に関して米国の方から閣議協議の提案が出たとの報道が好感され

米国市場が小幅の上昇、日本市場もその動きを引き継ぎました。

上海や香港などアジア株が堅調に動きになった他、

為替相場では小幅な円安が進んだことも支援材料になって

上げ幅を拡大させましたが、23,000円が意識され始めて

上値は押される形で本日の取引を終えました。

本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

 

米国市場は続伸と反落のまちまちな動きになりました。

ダウ工業株30種平均は続伸して

前営業日比ドル27ドル86セント(0.1%)高の2万5998ドル92セント、

ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落して

前営業日比18.245ポイント(0.2%)安の7954.229で取引を終えました。

 

貿易摩擦に関連するポジティブなニュースが流れたことが

投資家心理を改善させました。

先週までは2670億ドルの中国製品への関税発動を

準備していると発言するなど険悪なムードが続きましたが、

米政府が中国政府に閣僚レベルの会合を開くことを

提案したとのニュースが伝わり、市場にはリスク緩和を好感する買いが入りました。

 

新製品発表への期待で買われていたアップルが

利益確定に押されるほか、アルファベットが下落するなど

ナスダックには利益を確定する動きが優先されました。

 

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【日本市場の動向】

日本市場は外部の支援で決定づけられた相場になりました。

貿易摩擦に関して、米国側が閣僚レベルの会合を提案したとのニュースが

米国市場を押し上げると、上海、香港などに買いが見られることから

日本市場も押し上げられました。

 

リスク緩和で若干円安にふれたことも投資家心理を改善させ、

自動車関連が買われた他、海運業、鉄鋼などにも

買いが入りました。

買いが戻るタイミングの特徴として、ソフトバンクや

ファストリテーリングなどの主力株に買いが入りました。

 

ただし、22,800円台を超えると積極的な買いから

利益確定に反転、値を戻しながら引けました。

 

日経の日足は短い上下ヒゲを持つ陽線を形成しました。

前日の高値と安値をしっかり切り上げながら、

上昇トレンドを継続、23,000円の壁に向かって進みました。

 

これで安値の切り上げは継続、今年5番目の23,000円の壁を

壊すことに挑戦する動きになりました。

遅行線が本日をもって26日前の日足を超えてきたので、

本日で三役好転が成立、

この勢いが続く場合は今度こそ23,000円突破への希望が強くなります。

 

東証1部の売買代金は2兆3463億円、

売買高は13億4675万株でした。

東証1部の値上がり銘柄数は1511、

値下がりは513、変わらずは84でした。

 

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

 

少し休んでいくかと思うと、再び200円を超える上昇幅、

それで積極的に買いを入れると再び下げるなど、

個人投資家を苦しませる動きが続きます。

 

これは相場が転換する時によく現れる混乱でもあります。

もう一つデータにも混乱ぶりは現れます。

投資部門別売買動向の海外投資家動向をみると、

https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/

 

2018年8月第4週(8月20日~8月24日)に売り越しだったのが、

2018年8月第5週(8月27日~8月31日)より買い越しに転じ、

2018年9月第1週(9月3日~9月7日)には買い越し額が拡大しています。

 

一方、個人投資家部門は真逆の動きで、海外部門が

買い越しに転じると同時に売り越しに変わっています。

 

そんな状況で機関投資家やシンクタンクと呼ばれるところは

「まだ積極的な売買は見られない」などのお茶を濁す解説をして、

買いに動いていることを隠そうとする、

典型的な相場転換期の行動パターンです。

 

このことから今回の23,000円への挑戦は

突破の可能性が高くなっているのではないでしょうか。

9月という相場が変わりやすい時期でもあることから

(2016年,2017年の9月中旬以降のチャートをみてください)

主力株への仕込みを徐々に進めるタイミングです。

 

ヒントは日経と同じパターンで、毎年9月中旬以降

大きくトレンドを形成した主力・大型銘柄を探すことです。

見つけたら遠慮なく連絡ください。

 

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【各市場の動き】

 

日経平均(円)

22,821.32 +216.71(0.96%)

NYダウ(ドル):

25,998.92 +27.86(0.10%)

ドル・円

111.44 – 111.45 -0.04(-0.03%)

ユーロ・円

129.50 – 129.54 +0.21(0.16%)

 

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは

TBLのホームページでご覧頂けます。

 

http://www.tbladvisory.com/topics/

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