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2017年9月13日の日経概況

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2017年9月13日の東京株式市場は3日続伸しました。

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終値は前営業日比89円20銭(0.45%)高の1万9865円82銭でした。

前日までの上昇要因と同様、米国市場の上昇、

為替市場の円安が好感され、買いが先行しましたが、

始値を割り込んで終わりました。

前日まで2日間で500円以上を上昇したことで、

短期の過熱感も意識されました。

本日も最後までしっかりお読みください。

 

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【米国市場の動向】

 

米国市場は大幅に3日続伸しました。

ダウ工業株30種平均は小幅に続伸して

前営業日比61ドル49セント(0.3%)高の2万2118ドル86セント、

ナスダック総合株価指数も続伸して、

前営業日比22.018ポイント(0.3%)高の6454.282で取引を終えました。

 

ダウ工業株30種平均8月7日以来、

ほぼ1カ月ぶりに過去最高値を更新しました。

大きなダメージを与えると予想されていた

ハリケーンに対する懸念が後退、投資家心理が改善しました。

 

また、北朝鮮に対する制裁内容が予想したほどの

厳しい内容ではなかったことで、次の行動は静まるとの見方が広がり、

幅広い業種に買いが巡ってきました。

 

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】

 

シカゴのCME日経平均先物は続伸して、

12月物は前営業日比175円高の1万9725円で引けました。

大阪取引所の終値を95円上回りました。

 

SGX日経平均先物は小幅に買いが先行してスタート、

130円高の1万9755円で寄り付きました。

日本市場は前日の米国市場が続伸したことや、

為替市場では円安基調が続いたことが好感され、

97円07銭高の1万9873円69銭で寄り付きました。

 

金融株が上昇を牽引しましたが、

上値は重く、始値をわずかに割り込んで

93円高の1万9869円で前引けを迎えた後は

午後に入っても、始値を挟んでの小動きに終始しました。

 

テクニカル的に意識されるところに到達したこともあり、

上値を切り上げるところまで至らず、

89円高で本日の取引を終えました。

 

前日に引き続き、保険・証券などの金融銘柄が上昇、

パナソニック、日電産などの電気・部品関連銘柄にも

買いが続きました。

 

取引は前日より少なくなり、

東証1部の売買代金は概算で2兆498億円、

売買高は16億511万株でした。

東証1部の値上がり銘柄数は1314、

値下がりは594、変わらずは118銘柄でした。

 

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

 

日経の日足は3日連続でギャップをあけ、

三空が出現、過熱感が強い意識される位置まで

3日で上昇しました。

 

節目となる75日線とボリンジャーバンドの+2σが重なるところで寄り付き、

上値を引き上げることに挑戦しましたが、

始値を守ることには失敗、陰線引けしながら、

テクニカル的に意識されるポイントにまたがった状態で終わりました。

 

三空が出ましたが、MACD上でMACDとシグナルの乖離は

本日も拡大、RSIなどのオシレーター系指標でもまだ過熱感が

出てないのが不思議な流れです。

 

上昇幅や本日の形まで考えると明日は短期の過熱感を

解消する動きになる可能性があるので、

買いで入った分は、利益確定の売りを真面目に設定しておきましょう。

 

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

 

前日は戻り待ちの売りが待っている19,900円付近に

接近していることや、

節目まで上昇してきた達成感から

前半上昇、後半から上値の思い展開を予想している解説しました。

 

もうちょっと上昇してから下がるかと予想していたら

変動幅は小さく、上昇継続にまだ

未練を持っているようにも見えます。

地合いが大分改善してきたと言えます。

 

注目を集める材料だったiPhoneの発表は

事前にリークされていた情報とほぼ同じ結果になり

大きなサプライズを与えることには至りませんでした。

アップル自体は材料の出尽くしで売られています。

 

米国市場も1ヶ月ぶりの史上最高値更新で

環境が好転してきたことで、

明日から週末にかけては軽い調整を挟み、

早い段階から切り返して、上昇モードに戻ると予想しています。

 

上昇継続の鍵になるのは来週のFOMC(19-20日)、

そこまでは強い上昇にならず、様子見が続きますが、

下値は限定的でしょう。

 

ただし、いつだって突発変数は北朝鮮、

大人しく挑発行為をやめるところではないので、

落ち着きを取り戻したように見えたところで行動に出る可能性は

常にあることを念頭に入れておきましょう。

 

市場の活性化とともに、金融銘柄、

特に証券関連には活発な動きが見られる可能性が高いので、

しばらく注目したいと思います。

 

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【各市場の動き】

 

日経平均(円)

19,865.82     +89.20     +0.45%

NYダウ(ドル)

22,118.86     +61.49     +0.27%

ドル(円)

110.12-13     +0.58円安   +0.52%

ユーロ(円)

131.89-93     +0.73円安   +0.55%

 

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは

TBLのホームページでご覧頂けます。

 

http://www.tbladvisory.com/topics/

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