2017年3月10日の日経概況

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2017年3月10日の東京株式市場は大幅に続伸しました。

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終値は286円03銭(1.48%)高の1万9604円61銭でした。

市場の見方は来週のFOMCで利上げがあると判断、

為替相場で115円台まで円安が進みました。

今年は上昇、そのあと下げというパターンを繰り返してきましたが、

来週の動きによっては前日解説した通り2万円を視野に動きも

期待できそうです。

本日も最後までしっかりお読みください。

 

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【米国市場の動向】

前営業日の米国市場は小幅な動きになりました。

ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに小幅反発して、

前営業日比2ドル46セント(0.0%)高の2万0858ドル19セント、

ナスダック総合株価指数は続伸して、

前営業日比1.255ポイント(0.0%)高の5838.807で取引を終えました。

 

両方とも小数点3桁までいかないとわからない

小幅な動きで雇用統計とFOMCの結果を見極めたい

雰囲気が強く市場を支配しました。

 

長期金利の価格が下落、利回りは上昇したことで

金融株に買いが進みましたが、前日に引き続き原油安で

資源関連株への売りは市場の上値を抑え、

前日の終値を挟んでの動きに終始しました。

 

イベント通過後は大きく動き出すことも予想されるので、

来週の16日までは緊張感を持って

市場状況をチェックしていく必要があります。

 

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】

日本の市場は為替市場が115円まで円安に振れたことを受け、

大きく買いが進みました。

前日の終値から上放れしてスタート、

一時的に始値を下回る場面もありますたが、

一貫して上昇、終値ベースでは1/4の19,594円を上回り

2ヶ月ぶりに年初来高値を更新して今週の取引を終えました。

 

業種別では保険業(1位)、証券商品先物(2位)など

銀行業以外の金融銘柄が注目され、上昇しました。

来週の注目ポイントは来週の展望で詳しく触れます。

 

商いも薄かった前日から一転、

東証1部の売買代金は概算で2兆9483億円と

3兆円に迫ってきました。

売買高は22億6716万株、東証1部の値上がり銘柄数は1563 、

値下がりは341、変わらずは100銘柄でした。

 

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は短い上下ひげを持つ大陽線を形成しました。

前日の終値から上放れしてスタート、そのまま上に向かって行く

ギャップを形成しました。

 

これを持って3/8を安値として、2/27から安値の切り上げ、

ダウ理論上では次の上昇成立を目指す位置まできました。

ボリンジャーバンドの2σにぶつかると案の定、中に戻ってきましたが、

バンド向きは若干の上向きになったので、

ここからバンドウォークを期待していきます。

 

週末の結果を反映して、上に行くならまず

3/2に形成した高値19,668円抜きを目指し、

その後2万円を視野に入れます。

前日は「明日も本日の高値を切り上げ、週末は強い内容がでてくれると

上昇継続、2万円台を視野に入れます。」と解説、

前半の高値を抜ける部分は成立したので、

残すは外部環境の改善ですね。

 

週足では安値を切り上げる陽線を形成しましたが、

高値を抜けず、持ち合いの形になりました。

しかし、下ひげの長い陽線であるから、

上昇の圧力が高まっていると判断することができます。

 

来週の動きがテクニカル的にも重要な場所にきました。

 

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【日本市場の総合分析: 来週の展望と今後の投資戦略】

 

今週は前3連敗から後半2日で下げ幅を取り返す

しっかりした動きになりました。

これで上に向かってのトレンドを期待できる雰囲気は作られましたが、

今年の傾向は大きく上げては数日調整しながらそれを打ち消す、

上がったら打ち消す、の動きを繰り返しています。

3/2の高値をしっかり抜けてくれることを期待しています。

 

来週は底値固く、上昇を試す動きになることが予想されます。

注目のイベントであるFOMCが14-15で、

15日にはイエレン議長の会見があります。

 

また同日は1月企業在庫、2月小売売上高、2月消費者物価指数、

3月のニューヨーク連銀製造業景気指数など

米国景気の先行きを俯瞰できる指標の発表がびっしり、

IT業界で注目されるオラクルの決算発表もあります。

 

16日に2月住宅着工件・建設許可件数、

フィラデルフィア連銀製造業景況感指数に続き、

やはりIT業界でアドビ・システムズの決算発表など

為替に動きを与えるイベントがてんこ盛りです。

 

国内のイベントで注目されるのは

15日-16日の日銀金融政策決定会合で

16日に黒田日銀総裁の会見が予定されています。

 

まとめて考えると16日までのイベントで乱高下をする

可能性はありますが、週後半から落ち着きを取り戻しながら

上昇に移行していくことと予想されます。

 

この上昇が本物になるために出来高の増加と

主力株への資金シフトがしっかりある必要があるので、

中小型の銘柄から輸出・大型の方に注目したいと思います。

 

【週末の挨拶】

前日の夜にシンガポールから日本入り、

3月なのでさすがに暖かくなっているだろうと甘く思っていたら

飛行機から降りた瞬間、乗客の何人かが「寒っ!」と叫んでいました。

もちろん私も肌寒さを感じました。

 

常夏、南の島と呼ばれているところに移って4年、

四季があることがどれだけありがたいことなのか

実感できるようになりました。

日頃当然あるものに対しても感謝する気持ちが持てるようになった、

寒さから感じる小さい教訓でした。

 

よい週末を!

 

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【各市場の動き】

 

日経平均(円):19,604.61     +286.03     +1.48%

NYダウ(ドル):20,858.19     +2.46      +0.01%

ドル(円):  115.42-43     +0.90円安    +0.78%

ユーロ(円): 122.52-56     +1.88円安    +1.55%

 

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは

TBLのホームページでご覧頂けます。

 

http://www.tbladvisory.com/topics/

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