ADVFN Logo

Hot Features

Registration Strip Icon for default 登録して無料でリアルタイムの株価、インタラクティブチャート、ライブオプションフローなどを入手してください。

電力先物市場、2016年中にも開始へ

Share On Facebook
share on Linkedin
印刷

 

経産省が協議会発足、6月に取りまとめを 

 経済産業省は電力先物市場創設に向け本格的に検討を開始した。電力システム改革の進展を前に、今般電力会社、卸事業者、取引所など16の関係機関から成る電力先物市場協議会を設置し、3月6日に初会合を行った。海外の先行事例をもとに市場構造や取引実態などを研究し、東京商品取引所での上場を検討する。6月に取りまとめを行う方針で、総合的なエネルギー先物市場の実現に向け、前進しそうだ。

海外の電力先物では、北欧が実際の電力消費量の倍以上売買高を上げ、流動性の点でも成功例とされている。このほか米国、ドイツ、フランス、イギリスでも取引が行われている。各国とも電力先物創設には小売りの全面自由化が背景にあり、ほとんど並行して導入している。日本では2016年4月から電力の小売り全面自由化が実現する予定であるため、早ければ同年中にも東商取で電力先物市場が誕生する見通しだ。

ただ関係者からはいくつかの懸念も出ている。例えば、価格の乱高下による混乱が生じないか、また流動性をどのように確保するかなどである。だが、経産省、東商取とも電力に加え有力な上場候補の液化天然ガス(LNG)と、既存の石油市場を合わせた総合エネルギー市場の設立に積極的に取り組んでおり、国内商品先物市場の復興にもつなげるべく、動きを加速させる考えだ。

フューチャーズ・インダストリー・アソシエーション・ジャパン(以下FIAジャパン)は、先物業界の全セクターの会員から横断的に構成される、日本で唯一の団体です。 FIAジャパンの会員は、先物・証券取引所、証券会社、商品取引会社、銀行や他の市場参加者、さらにこの業界にサービスを提供するIT企業、法律事務所や他の専門業種に及びます。私達は金融、商品市場の双方に焦点をあて、この国際的な業界の国内外の発展と共に歩んでいます。 FIAジャパンは当初、米国ワシントンDCに所在する先物業協会(FIA)の働きかけにより、その一支部として設立され、国際市場に関する情報交換をFIAと行うことにより、国際的なパイプ役として連携を継続しています。FIAジャパン会員の多くは、ワシントンのFIAの会員でもあります。 FIAジャパンのミッションは日本の金融市場の成長と成功、そして地域および世界的な金融センターとしての発展を促すことです。

コメントは終了しました

 

最近閲覧した銘柄