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史上最大のランサムウェア攻撃 支払い方法はもちろんビットコイン…

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昨日未明、イギリスの健康保険システム(NHS)がランサムウェアに乗っ取られたというニュースを皮切りに、世界中に被害が広がり史上最大規模のランサムウェア被害となっています。

jp.techcrunch.com

 

そして身代金の支払いに要求されているのはビットコイン。皮肉かわからないですが、ハックされたPCの画面には「bitcoin accepted here」と見覚えのあるロゴが使われています。

NHS hit with ransomware attack

 

このランサムウェアは通称Wannacryというタイプのもので、Windowsの古いバージョンの脆弱性をついたものらしいです。被害は特にロシア、ウクライナ、台湾などの国で特にひどいとのことです。(恐ろしい…)

 

さて、ビットコインとランサムウェアについては以前このブログの以下の記事で考察しており、いかにビットコインがランサムウェア業界を確立してしまったのか、ビットコインを利用したランサムウェア被害が今後間違いなく増えてくる、というような話をしていたのですが、さっそく大きな被害事例が出てきましたね…。

coinandpeace.hatenablog.com

 

基本的には上記の記事に全てまとめたので、まだの人は是非上の記事を読んでみて欲しいですが、せっかくなので同様の内容をビデオでも解説してみました。

www.youtube.com

 

今回の事件も絡めて説明した今回の動画の要旨だけ説明しておけば

 

1.ビットコインを利用したランサムウェアの被害が加速的に増加している
2.今回の被害も結局はセキュリティーにかけるべきコストをかけていなかったのが主要因(OSの更新など)

3.今後似たような被害はさらに増えることが想定されるし、ビットコインを禁止したりしても効果はない
4.ビットコインの犯罪利用を非難するのではなく、新しい技術としてどのように活用していくか考える方が生産的

などです。

 

自分も被害にいつかあうんじゃないかとびびってますが、みなさんもお気をつけください。

ではでは。

ビットコインについて「ビットコインを語ろう2.0」のブログを中心に、特に非技術者に向けて様々なメディア、講演会などで情報発信している。専門はビットコインのブロックチェーン技術の通貨以外への応用ビットコイン2.0と呼ばれる分野。日本のビットコイン業界を世界に追いつかせるべく、国内、海外の複数のプロジェクトに参画中。
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