東京市場はもみ合いか。欧米株はそろって上昇。世界的な株高の流れが継続し、米主要3指数はそろって高値を更新した。為替市場では、日米の国債利回り上昇でドル高・円高となっており、ドル円は足元で112円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円安の23835円、ドル建てが5円高の23865円で取引を終えた。

 世界株高の流れは続いているが、CME225先物は前日終値近辺からのスタートを示唆している。円安一服となっていることや、きのう24000円の奪還に失敗していることなどから、積極的に上値を追う流れにはなりづらいと予想する。良好な地合いに変化はないことから、売り崩すような動きにはならないと考えるが、きょうはここまでの急ピッチの上昇に対して、いったんクールダウンする展開か。新たな材料にも乏しく、指数は序盤で落ち着きどころを探った後はこう着感を強めると予想する。日経平均の予想レンジは23750円−23930円。