東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。海外市場は総じて小動きだが、英FT100は史上最高値を更新している。ドル円は足元で113円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて25円高の22915円、ドル建てが55円高の22945円で取引を終えた。

　海外市場も年末モードで動意には乏しいものの、良好な地合いが維持されている。米国ではきのう大きく下げたアップルもきょうは反発しており、ハイテク株に過度に警戒が強まるような状況とはなっていない。日本株は今週は静かな動きが続いているが、日経平均は22900円近辺で底堅く、マザーズ指数はきのう大幅高で年初来高値を更新しており、基調としては強い。手がかり難の状況は続くものの、外部環境にネガティブ材料が少ない中では売りも出づらいと想定される。日経平均は22900円台での小高い推移を予想する。予想レンジは22900円−22990円。