東京市場は軟調か。先週末の欧米株はそろって下落。クリスマス休暇を前に利益確定売りが優勢となった。ドル円は小動きで、足元では113円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて20円安の22830円、ドル建てが25円高の22875円で取引を終えた。

 欧米株、為替ともにクリスマス前で動意には乏しく、きょうは海外市場の多くが休場。手がかり難から東京市場は小動きが想定される。日経平均も今月は23000円が壁になっており、外部環境の後押しが期待しづらい環境下では利益確定売りが上値を抑えやすい。一方で、ここまでしっかりした動きが続いていることから、大きく売り込む展開も想定しづらく、22800円台でこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは22800円−22890円。