東京市場は堅調か。税制改革の実現期待から米主要3指数が2日連続で史上最高値を更新しており、日本株もこれを好感した買いが続くと予想する。ドル円は足元で112円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて80円高の22960円、ドル建てが120円高の23000円で取引を終えた。

 日経平均は節目の23000円を試す展開となりそうだ。直近で何度か押し戻された水準であり、これより上ではやれやれ売りが出てくることも想定される。そのため、きのうのような大幅高は期待しづらいものの、米国株の強い動きを支えに下げづらい地合いが維持されると考える。米国ではハイテク株が強く、ナスダック総合は7000p台に乗せる場面があった。金融株も買われており、これらの動きからは、東京市場でも主力大型株にしっかり資金が入る展開が期待できる。日経平均の予想レンジは22950円−23100円。