東京市場はもみ合いか。欧州株は上昇で米国株はまちまち。米国では経済指標が良好で金融株に引き続き強い買いが入った。一方、ハイテク株は軟調。ダウ平均とS&P500は3日連続で最高値を更新したものの、ナスダック総合は下落した。ドル円は足元で113円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて10円高の22850円、ドル建てが60円高の22900円で取引を終えた。

 外部環境はきのうとあまり変化がなく、手がかり難の地合いが続く。きのうの日経平均は後場にやや崩れたが、FOMCを前にダウ平均やS&P500の強い動きが続いており、一段と売り込む材料にも乏しい。今回のFOMCは、利上げはほぼ織り込み済みでサプライズは少ないとの見方が強いものの、それでもイベント通過までは積極的には動きづらい。様子見姿勢が強まり、薄商いで小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは22800円−22950円。