東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。米国は税制改革への期待が根強く、ハイテク株や景気敏感株の上昇がけん引して、主要3指数はそろって上昇した。ドル円は足元で113円00銭近辺と円安方向に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円高の22560円、ドル建てが25円高の22555円で取引を終えた。

 米国株高と円安を好感して買い優勢の展開が想定される。連日で米国株が落ち着いた動きを見せたことで、6日の日経平均の大幅安のネガティブ影響が相当払しょくされることが期待でき、直近で大きく下げた銘柄などには押し目買いが入りやすい。メジャーSQ日で直近で乱高下もあったことから、序盤は荒い動きも想定される。しかし、今晩には米雇用統計が控えていることから、売り買い一巡後は様子見姿勢が強まり、小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは22450円−22650円。