東京市場は堅調か。欧米市場はともにまちまち。ただ、東京市場大幅安の影響は限定的で、米国の主要3指数は積極的な売買が手控えられる中、小動きに終始した。ドル円は足元で112円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて40円高の22240円で取引を終えた。

 きのうは日経平均が後場に入って下げ幅を広げたが、世界的な株安連鎖とはならなかったことで、買い戻し優勢の展開を予想する。ドル円も比較的落ち着いており、きのうの下げの全値を戻してもおかしくない局面。ただ、その割にはCME225先物の水準は弱い。このところは外部環境の割には先物が弱めとなることが多い。米国株も微妙な動きであったこともあり、プラス圏では推移するものの、戻りは緩慢と予想する。日経平均の予想レンジは22200円−22350円。