東京市場は軟調か。欧米市場はそろって下落。米国では足元で買われていた消費関連株などが売られる展開。ハイテク株には買い戻しも入ったものの続かず、ナスダック総合は買い先行から失速し、下落で終えた。ドル円は足元で112円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円安の22470円、ドル建てが135円安の22475円で取引を終えた。

 ナスダックが戻しきれない中で、ダウ平均も崩れて3桁の下落となっており、売り優勢の展開が想定される。きのうの日経平均は節目の22500円が意識されて下げ渋ったが、きょうも同水準を試す展開となりそうで、買いが手控えられると予想する。ドル円は落ち着いており、米ハイテク株も切り返す動きを見せたことから、22500円より下では押し目買いも入ると考えるが、週末にメジャーSQや米雇用統計を控えて様子見姿勢も強まりやすく、下げて始まった後は動意も限定的と予想する。日経平均の予想レンジは22450円−22580円。